2012年1月14日土曜日

Emi Sato, Paderborn University in Germany


こんにちは!経済学部3年の佐藤と申します。現在、学部間協定でドイツにあるパーダーボルン大学に交換留学中です。
今回このブログには、ドイツでの生活や講義、留学動機や留学して感じたことなどを書きたいと思います。

まずは留学動機から。ドイツへの交換留学を決めるまでの道のりを記したいと思います。
私は大学入学当初から留学を志望していました。英語によって交流の輪を広げ、それによって勉学・文化・歴史などを学びたいと考えおり、当初は英語圏の国への留学を考えていました。しかし、私は大学に入るまで海外に行った経験がなく、海外生活に若干不安があったため、まず1年生の春休みにStudy Abroad Programに参加し、シドニー大学で1ヶ月間の短期留学をしました。この1ヶ月間の目的は海外の雰囲気とはどんなものか学ぶことでした。旅行に行くのと実際に生活するのは全く違うことなので、自分が1年間海外で暮らしていく力があるのか確かめるいい機会になったと思います。その後、経済学部の国際交流支援室で勤めている方の推めで、2年生の夏にカリフォルニア大学に1ヶ月短期留学する機会を得ることができました。この留学を通して、留学先に関する考え方が変わってきました。アメリカでは主に経営学の講義を取り、毎日他の国から来た留学生と交流しました。私が驚いたのは彼らの殆どが母国語を含めて3~4ヶ国語の言語を話していたことです。よくよく考えてみれば仙台で仲のいい留学生の友達もそうでした。もちろん英語はたくさんの人々と交流するのに重要な言語です。しかし、私は彼らに出会って英語だけでなく他の言語に挑戦してみたくなりました。それによって更に自分の活動の場を広げられると考えたからです。ですが、どこでどの言語を学ぶかは決められず、自分の留学の目的が徐々に変化し始めてきたこともあり、この年の交換留学に応募するのは断念しました。その後、3年生の春に思いがけずドイツ留学を薦められました。パーダーボルン大学の経済学部とは昨年から協定を結んだそうで、ドイツ語の集中コースや英語で経済学の講義が受けられるということでした。ドイツではもちろんドイツ語が主要言語なので第2外国語を学ぶ良い機会です。また、ヨーロッパという全く異なる環境で暮らし、文化を体験する良い機会でもありますし、英語でコミュニケーションする機会も増えます。これこそ私が挑戦してみたかったことなのでは!!と思い、これらの点を踏まえて、留学を決めました。今、振り返ってみても良い決断だったと思います。現在こちらに来て約5ヶ月経ちますが、残りの時間も有効に過ごしていけたらなと思います。

次に生活について!こちらではドイツ人学生2人とWGといわれる住居に暮らしています。WGとは複数の学生向けのアパートのことで各自自分の部屋があり、キッチンと浴室は共同で利用します。家賃は光熱費込みで約25千円です。物価は食品類は日本と比べると低いですが、電化製品や衣服などは日本と同じ程度か高いと感じます。
大学についてですが、今セメスターは経済学・経営学に関する講義(英語)を4つ、ビジネス英語のクラスを1つと、毎日2時間ドイツ語のコースをとっています。英語に関しては、やはりネイティブではないので訛りがあったりして聞き取るのが大変な時がありますが、ドイツ人の教授はもちろん学生も比較的流暢な英語を話していると感じます。経済学の講義ではEUの仕組みや政策を学び、経営学では各国のコーポレートガバナンスや雇用関係の違いについて学んでいます。ドイツ語は東北大学でも第2言語として学んでいましたが、初級コースから始めています。発音など難しくて苦戦していますが、諦めずに継続していくつもりです。
週末には、課題をしたり、近くの都市に観光・買い物をしにいったり、旅行をしたりしています。ヨーロッパ留学の良い点の1つは様々な国にわりと気軽に旅行できることだと思います。今まで行ったことのない場所に行き、いろいろな人に出会い、文化に触れる!それによって何かを感じたり、学んだりし、成長することができるはずです。これも留学の醍醐味だと思います。
ドイツ留学に興味のある方がいれば、smiley.s.0909gmail.comまで気軽にメールしてください!(*にはアットマークを入れてください。)
長くなってしまいましたがここまで読んでくださりありがとうございました。
佐藤
キャンパス

市庁舎前

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